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愛ビーチクリーン活動について
2017年 愛媛県松山市に山本美穂子さんの夢の一つ”Heart in touch ヒーリングセンター”が創設されました。同年7月、、、「人の手によって放たれたものは、人の手によって回収し元の姿に戻してゆこう」、「両手に持てるだけのゴミを毎日拾おう」と愛ビーチ活動が一人の愛の手から始まりました。
ヒーリングセンターから徒歩12歩!異空間への入り口のような小さなトンネルをくぐるとそこには、こんなにきれいな瀬戸内海を見渡せる海辺が広がっています。
(夕暮れ時には、様々な表情を見せてくれる海岸)
6年経った今、北条の海は、コロナがいい意味で影響し人が訪れることが自粛されたり、ビニール袋の有料化の削減の効果もあってか、終わりの見えないと思うほどのゴミの量は激減しました!今では、地域の方の輪も広がり、少し遠くの海辺からもゴミを拾い、ビーチクリーンボックスに置いてくれるようになりました。
最近では、ゴミを探すほうが大変というほど、海辺は、きれいになり憩いの場にもなっています。
(ネコちゃんたちの憩いの場にも!)
しかし、天候によっては、ゴミを探すのが難しいくらいにまでなった海辺も、台風や大雨が降り続けば一瞬にして、ゴミの山になります。大きなゴミから小さなプラスチックごみまで大量に打ち上げられてきます。前回のレポートでもご報告しましたが、先日の大雨後には、あっという間にゴミ袋100個近くがゴミステーションを埋め尽くし、市の方に軽トラックで数日かけて運んでいただきました。それ以後も軽トラックでは積み切れず2トントラックで運んでもらうほどのゴミ袋の山が未だにできています。
大雨後は思いもよらないゴミが流れつくことも!!!Σ(・□・;)
(ご安心ください!!マネキンです!!!(;'∀'))
ゴミステーションに置かれている姿もパッと見たらびっくりしちゃいますよね💦
上半身はどこへ?という疑問も・・・。
どこかの浜辺で上半身マネキン、見つけた方はぜひビーチクリーンしてください(;^ω^)
荒れた天候後は、愛ビーチクリーンのゴミステーション前はたった1日でゴミ袋が溢れかえりました。
(朝のゴミステーションの様子)
↓↓
同じ日の夕方には、、、
軽トラで引き取りに来てくださった市の職員さんも予想以上のゴミの量に困惑💦
この日は、数回に分けて運んでくださいました。
最近は、2トン車を出してくれるようになり1日一回の収集で済んでいるそうです。
海辺に投棄ゴミ・・夏の海問題!
すでに暦は秋ですが、まだまだ残暑が厳しいですね。今年の夏は特に猛暑日が続き夏休みともなれば涼しさを求めて海や川に行きバーベキューや花火を楽しんだ方も多いのではないでしょうか?海や川に人が多く集まれば必然とゴミも増えます。
愛媛県北条の海でも、毎年この時期になるとバーベキュー後の放置ゴミ問題が昨年に引き続き今年もやはりありました。今回は、放置された現場の写真を撮り警察も呼び現場検証もしていただきゴミ放置に対しての措置を取とりました。しかし、放置されているものが廃棄されたブロックや廃材であれば市の管轄となり県での対処とは線引きされてしまうのが現状です。
(元々の海岸沿いの階段も傷つき、たばこの吸い殻も放置・・)
(バーべキューで使ったブロックがそのまま投棄されていました)
また、廃棄した人たちに対して何かしらペナルティを課そうにも、現行犯や動画などで特定の人が行っている証拠がない限り警察も動けないそうです。
そのようなことも考慮し、市や県の協力を仰ぎながら何か対策を練っていく必要性を改めて投棄されたゴミを目の前に感じました。
しかし、今回のケースでは、幸いにも目撃情報や現場写真など証拠類があった為、地域の組合の方々のご協力もあり警察を交えて直接、投棄者に対して抗議ができたため無事に解決!これを機に来年からは、投棄ゴミが無くなることを願うばかりです。
こうしたマナーを守れない大人たちと一緒にいる子どもたちは、純粋ゆえに、大人たちがそうしているのだから『○○は置いて行っていいもの』という認識が入っていってしまいます。大人から意識を高め、環境を美しく保つ姿を見せていくことや、ゴミは持って帰ろうね!と子どもたちにも声をかけながら意識化していく必要も同時に感じました。
<あなたは知っていますか?>知らないことを知るに変えるだけで環境を守れることがある
トピック1▶【炭は自然には返らない!知っていますか?!】
以前、ニュースを見ていて私も知らなかった!と勉強になったことがありました。上記でもお伝えしましたが、行楽シーズンはバーベキューを楽しむ人たちが多いですよね。プラスチック製のゴミ放置に加えて、各地で砂浜に”炭”を放置する人が相次いでいるそうです!
木炭は分解されにくく、その上、保水力が高いため、周辺の雑草が育ちやすくなり、在来の海浜植物に影響を及ぼす可能性があるそうです。また 「炭は自然に返る」と思っている人が多く、砂浜に埋めてしまうケースも多いそうです。炭の温度は長時間かけても冷めにくく、知らずにその場を踏んでしまうと大変なやけどの危険性も高いです。小さなお子さんは特に裸足で駆けまわったり、珍しいものに興味を示すので素手で万が一掴んでしまうと大けがに繋がります。
炭は自然にはかえりません!炭を持ち帰る専用のバケツなどを用意し、お互いが安心して楽しめる海辺でのマナーを守りましょう!!
トピック2▶【川に浮かぶペットボトルの数は何本だと思いますか?】
日本の川には、なんと約4000万本ものペットボトルが浮いているそうです!!ペットボトルは、やがてマイクロプラスチックになり魚たちが食べてしまいます。マイクロプラスチックとは、大きさが5mm以下の非常に微細なプラスチックごみです。マイクロプラスチックは、半永久的に自然分解がされず、海や川に堆積し続け、環境はもちろんのこと・人体・経済にまでさまざまな問題を引き起こすリスクが非常に高いのです。マイクロプラスチックを食べた魚を私たちも日常知らず知らずに口にしている可能性は非常に高く、自分の身を守っていくためにもひとりひとりが海や川でペットボトルやプラスチックごみを見かけたら拾う意識を持って行きましょう。一人が拾うことで20万個~30万個のプラスチックごみを未然に防ぐことができるそうです。
また、海や川では、アイスクリームや菓子パン・お菓子の袋ゴミも目立ちます。故意的に捨てたわけでなかったとしても、食べた後にバックの上に置いておいたものが風で飛ばされてそのまま川や海に行ってしまうケースも多いと思います。特に子連れですと、子どもが食べて、親のバックの上にポンと置いておいたり、親が見ていないところで袋が飛ばされてしまってどうしようもできずに放置されることも多いのではないでしょうか?必ず風に飛ばされないようなバックの中にすぐゴミをまとめるなど、子どもと一緒にゴミを残していかない習慣をどこの場においても意識化できるといいですね。
環境問題は、日本だけでなくこの地球全体の大きな問題ゆえに、どこか他人事のように思え意識が薄れやすいと思います。または、一本くらい・・小さなゴミくらい・・・という意識にもなりがちだと思いますが、大きな問題こそ地道に一人一人がビニール袋を使わない・ペットボトルを使わない、な使ったとしても放置しない、見かけたら拾う!という意識を積み重ねていくことで問題解決の糸口になっていくのではないでしょうか?
夏休みも終わりレジャーシーズンは下火になりますが、楽しんだ後はゴミを残さず、また来シーズン美しい環境下で季節を楽しめる循環の輪を広げて行きましょう。
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