コラム ~ 無意識に繋がれる愛の誤解 負の親子バトン~
女性として生まれ、新しい命を授かった時
我が子が幸せを感じる人生を自分で創り
生まれ持った個性を生かした生き方ができるような
子育ての仕方を誰かに教わったことはありますか?
おそらく、学校でも親からも
産院の両親学級でもなかったことでしょう。
育児雑誌にもそのようなことは書いていません。
私は運よく
子育て前にキャラクトロジー心理学を通して
我が子の生まれ持った本質を生かしてあげる
子育てをどうしたらいいか?
ということに触れることができたので
初めての子育てでも未来を見据えながら
育児をすることができました。
しかし、そのような環境下でも
頭でわかっていても
自分が母親から取り入れてきた
親子関係の決まったパターンは
無意識に出てきます。
例えば、母親が世間体を気にする人で
好きな服を選んで出かけようとしたとき
「そんな格好じゃ、みっともない!」とか
「え~、なんかそれおかしくない??」
と口を挟まれる。
毎回、好きな服を選ぶたびに母親から
かっこ悪い・みっともない=”恥”
を注入されたエネルギーで介入されるたびに
子供は、ママが言うなら「これっておかしいのかな?」
じゃあママがよしとする服装にしようと
ありきたりな周囲に合わせた洋服を着るようになります。
そんな風に育った子供は、やがて自分が親になった時も
同じように我が子に「きちんとした服を着なさい」と
言うようになるでしょう。
親は、子供が世間に出たとき、恥ずかしくないようにと
愛ある行動・言動として良かれと思い込んでいます。
こうして、親から子、そしてまたその子供に
良かれと思っての愛の誤解のバトンがつながれていきます。
私は親とは違うと思いながらも
気付くと、我が子に自分の親からされてきた
ことと同じことをしてしまったませんか?
周囲に恥じないようにと
みんなに合わせた生き方の中で生きづらさを感じていきます。
本来は、だれも思いつかないファッションセンスがあり
自由な発想力、色のセンス、アート性がその子の内側の本質として
あるのにその個性に蓋をしてしまうからです。
もし、親がその子のエッセンスを感じ
「あなたはそれを素敵って感じているのね♡」っと
言っていたら、その子の未来はきっと変わっていくでしょう。
親の価値観に合わせた子育てを卒業し
子供の感じていること・親が感じていることの心の境界線を引きながら
心を育てる子育てへのバトンを次世代に渡していけるといいですね。
リアル対面講座はやっぱり楽しい!キャラクトロジー子育て入門講座開催(主催者の声)
7月16日に HITキャラクトロジー心理学Ⓡ子育て入門講座を開催しました!
不登校経験の子どもを育ててる講師たちが、
子育てにお悩みの方々の話を聞きながら
キャラクトロジー心理学の知識を用いて紐解きの
ヒントを伝え、キャラクトロジー心理学を知って頂く講座です。
今日の受講者さんのお悩みは子育てあるあるでした。
自分の子どもにしている事は、
自分の親からされていた事なので苦しかった事も感じれず、
親からの心の境界線を越えたの侵入は親の愛だと誤認していました。
気がつかれて良かったです。
ご参加者様のご感想
今日の講座を聞いて、娘のことを自分勝手に決めつけていたことを
知ることができました。
しかも、自分も同じ様に母親にされていたのが
ショックでした。
これからは娘を信じて口を出さないようにしたいです。
ありがとうございました。
心の境界線があること知っていますか?
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