ビーチクリーン5年間の歩み
2017年 7月
「人の手によって放たれたものは、
人の手によって回収し元の姿に戻してゆこう」
「両手に持てるだけのゴミを毎日拾おう」
と愛ビーチ活動が山本美穂子さんの手から始まりました。
あれからまる5年の歳月が経ちました。
5年前は、誰もが無関心だったゴミだらけの浜辺、、、。
プラスチックゴミが散乱し、遠くから流れ着いた
大きなプラスチックボックスや木々の破片、
発泡スチロールの数々、、、
(5年前の北条の海辺のゴミたち↓↓)
一体いつになったらなくなるのだろう?、、、と
無力感にも苛まれそうになるほどの
拾っても拾っても打ち上げられ、捨てられていくペットボトルたち。
打ち上げられるゴミたちを見れば
間違いなく人間たちにとって都合よく考えられ作り出された
エゴの塊。
たった一人から遠くの海まで広がった愛のビーチクリーン活動
最初は、たった一人の地道なゴミ拾い。
そこから、身近な仲間たちの手が加わり、、、
そんなことをしても変わらないよという目で見ていた地元の人たちにも
だんだんと何かが変わっていることが伝わり
気づけば、地元の人たちも協力してくれるようになり、
行政も動き、海に沈んだ大きなゴミまでも回収できるまでになりました。
北条の海は、コロナがいい意味で影響し人が訪れることが自粛されたり、
ビニール袋の有料化の削減の効果もあってか、
終わりの見えないと思うほどのゴミの量は激減しました!
今では、少し遠くの海辺からもゴミを拾い、
ビーチクリーンボックスに置いてくれるようになりました。
(こんなにも大きなゴミが流れついていることには驚きですねΣ(・□・;))
5年後の今、美しい風景に癒されるにゃんこたちの憩いの場
愛媛の海岸沿いでは、猫ちゃんたちが戯れている風景をよく見かけます。
メス猫ちゃんたちは、子猫たちを育て、縄張りを一定区間ごとに持っているそうなので
海岸沿いは、にゃんこロードのように🐈
猫たちは、ゴミがあろうとなかろうとずっとこの地域に
地元の人たちから餌をもらいながら
気ままに暮らしてきたようですが
人も動物もやっぱり、きれいな場所のほうが
心地よく癒しのひと時を過ごせるのではないでしょうか?
人間たちが、自分たちの手で蒔いてきた環境破壊を
また一から再生している姿を
猫ちゃんたちは、眺めて見守っていてくれているのかもしれませんねっ(^_-)-☆
ちょっとおまけな話ですが、、、
愛媛には人口より猫の数のほうが多い”青島”
島民と猫ちゃんたちが暮らす島”睦月島”など
猫好きにはたまらない猫島スポットがあるそうです。
猫好きの方は、ビーチクリーン&可愛い猫ちゃんたちと戯れに
愛媛県を訪れてみるのもいいですね♪
美しい地球の原風景を取り戻しながら、動物も人も平和に共存できる世界になることを
心より願っています。
そして、子どもたちが笑顔で過ごせる未来に繋がっていくことを。