心の寄り添いが人生の孤独から愛に触れる体験に変わる
みらいく札幌支部でキャラトロジー心理学ベーシックマスター講師、カウンセリング、夢解きなど
幅広く心の学びを伝えている高橋眞理子さん。
愛no感謝ワーク講座受講後、カウンセリングを担当されている自立援助ホームで
スキルを実践されたことで体験された素敵なエピソードをご紹介します。
自立援助ホームのカウンセリングの時です。
私が、エネルギー的に押しが強い「お世話するおばさん」になると、
繊細で対人関係に怖さを持っているA子ちゃんは
おそらく押されて圧されて、苦しくなるだろうと思いました。
それ故、ゆっくり話すことを心がけました。
A子ちゃんは、頑張りやさんでもあるんだけど、
エネルギーが足りない印象の容姿。
混乱すると、時には乖離して倒れることもあると、
事前情報にもありました。
私が問うことには、一生懸命答えてくれそうでしたし、
わたしの話も聞こうとして見えましたが、
それでは彼女の負担が多くなりそうだな、と思ったのです。
「言われたことはちゃんと聞く、聞かないとヤバイことになる」という
誤解(思い込み)の場所からの幼少期のトラウマの傷もあると感じました。
2時間の前半は、とりとめもないことをやり取りしていましたが
「ママとの間で困ったとき、誰かお話を聞いてくれた人はいる?」
ときいたら、いないし、叔母さんたちもママの味方だから
一人で解決してきた(泣いて眠って、やり過ごすの意味)とAちゃんは答えてくれました。
私は、ホームの先生から
「お話を聞くおばさん」として依頼されていました。
小さかったときのAちゃんの気持ち
言えなかったものを聞かせてもらいたいと
キャラクトロジーの知識から心の話をした上で
「手を繋ぎながら聞かせてもらっても良い?」と提案しました。
すると、にっこり手を伸ばしてくれました。
後半は、手と手とを触れ合い、
私は、Aちゃんの言葉をハートに入れながら聴き、
エネルギーを送るように頷き、返すのを繰り返しました。
Aちゃんの声がそれまでよりずっとはっきりとなり
問われて答えるのではなく
こんなことがあり、あんなことも、と
湧いてくるものをただ話してもらいました。
その「ただ話す」「受け止めてもらう」
その安心が、
彼女の18年にはなかっただろうと思ったからです。
Aちゃんに聞くと
「さっきまでよりずっと話しやすい」とのことでした。
わたしはヒーラーでもあり、Aちゃんの優しい気持ちを受け取りながら
「こうしてエネルギーを循環させているんだよ。」
と言うとクスクス笑ってました。
愛のワーク、の手を繋いで話を聞くワークは
札幌に山本美穂子さんがこられたときに体験していたので、
”ここで生かすとどうなるかな?”というチャレンジでもありました。
途中、他の職員が部屋に書類を取りに来るなど
場にエネルギー的に侵入されること数回。
Aちゃんは、
「次からはカウンセリングの場所を邪魔せず尊重してもらうよう、自分から言う」
といってました。
体験後のご感想として 高橋さんは、このワークの前提にキャラトロジー心理学を学んだベースがあり
自分を理解していくツールを通して他者を理解できること、
その人のタイプにより愛ある心の取り扱いができる術があってよかったおっしゃっていました。
初対面で18歳の女の子のカウンセリングという
全くはじめての体験でした。
彼女にとっても
児童相談所や精神科病院でのカウンセラーとの接点はあれど
警戒心はあっただろうと思うのです。
でも、その場を「キャラクトロジー」のタイプ別の理解があったお陰で、
A子ちゃんはこんなところもあるかな?
こういうことで困ってなかったかな?と
相手に優しく安心安全なアプローチをすることができました。
わたしにもそんな繊細なアプローチができる!
という体験をもたらしてくれました。
キャラクトロジーを学んでいてよかったと思える瞬間でした。
自分を知っていなくては、他者を理解することはできません。
自分を信頼していなくては、他者を信頼することはできません。
自分を愛していなくては、他者を愛することはできません。
キャラクトロジー心理学は、自分の心の取り扱い方を理解し
自分を知り、本当の自分へ変容していける幸せを感じて生きる人生への羅針盤です。
キャラクトロジーにご興味ある方はぜひ
ホームページをご覧ください。