10月22日、ヒーリングセンターのある北条の隣の校区の小学校、愛媛県松山市立河野小学校よりご依頼をいただき、代表理事山本美穂子が4年生と5年生の子どもたちに向けてSDGsの学びとしてビーチクリーンのお話をさせていただいてきました!

👉経緯
立ち寄った市内のお店でビーチクリーン活動についてお話ししたところ、後日その方のお知り合いの学校の先生からご連絡をいただき、
松山市が取り組んでいる「〜まつやまから持続可能な世界へ〜みんなで始めよう未来のためのSDGs」の一環としてビーチクリーンの授業を市立河野小学校で1コマ受け持たせていただくこととなりました。
河野小学校は、山から海に向かう細長い校区の小さな小学校です。
教頭先生との事前打ち合わせの際には、「砂浜を見に行ったらゴミがなくて驚いた」とおっしゃっていただき、
たくさんのボランティアに支えられて美しい海が取り戻されつつあること、
この美しい海を今の子どもたちの原体験として手渡し
そのために大人が努力し想いを形にしてゆく姿を子どもたちに感じてもらい
そして未来の子どもたちにもこの美しい原風景を受け継いでゆきたいという想いをお伝えすることができました。

地元の有志の方々を始め、未来育プロジェクトの仲間たちとの地道なボランティア活動が実を結んでいることを誇りに感じました!
👉子どもたちの様子
この日は松山も急に秋が深まり寒くなってきた日だったので、半袖で寒そうにしている子もいましたが、授業を始めると皆目をキラキラ輝かせてこちらを向き、私が問いかけると大きな声でたくさんの子が答えてくれたり、笑ったりと、ふんだんに言葉のやり取りをしながら終始あたたかな雰囲気の中で授業を進めることができました。

4年生の子どもたちは、今後実際のフィールドワークとしてゴミ拾いに行くそうで、ワークシートに熱心に書き込みをしていました。
5年生の子どもたちはとても理解力が高く、やはり子どもは大人が思っている以上にしっかりと状況や話を理解する力があると感じました。

👉子どもたちの問題意識の高さにびっくり!
質疑応答の時間には、たくさんの手が挙がってびっくり!
もともと理解力が高く問題意識の種を持っていた子たちですので、45分の授業の中でたくさんのことを吸収し、柔らかな心の中にしっかりと問題意識が育ってくれたようです。

授業の後、先生からも「熱い取り組みに感動しました」というご感想をいただき、大変嬉しく受け取らせていただきました。
今回の特別授業のお声がけについて、繋げてくださった方々と愛媛県松山市立河野小学校の先生方には本当に感謝しております。
🔻今回の特別授業を学校ブログ記事にしてくださいました!
🔻特別授業後、子どもたちと保護者の皆さんが行ったビーチクリーンのブログ記事
👉今後の展望【1】継続的なこころの授業の展開
今後も、子どもたち、先生方、保護者の方々に向けた心の授業を続けて行わせていただきたいことを校長先生にお伝えしました。
⭕️子どもたちへ
- 「ありがとう」「ごめんなさい」
- 「愛しているよ」
- 「No」
これらの正しい伝え方を学び実践する授業
⭕️先生方へ
- 子どもとの関わり方のワークショップ
⭕️保護者の方々へ
- こころの仕組みを知り、我が子と本当の意味でこころを寄り添い合える方法を伝える講座や講演会
👉今後の展望【2】ボランティアパスポート製作など市への働きかけ
🔻今回の河野小学校での授業をきっかけに、市内の他の小中学校でもビーチクリーン活動とSDGsのお話をさせていただけるよう、働きかけてゆきます。
🔻「ボランティアパスポート」制度を市に提案し、ボランティア活動が当たり前の土壌を日本にも育ててゆく一助となればと考えています。(河野小学校では、パスポート用のシールの作成をご提案いただきました!)
※ボランティアパスポート・・・社会奉仕活動をした際、活動先からシールやハンコをもらうことで子どもの社会奉仕活動への意識の高さを示すバロメーターとなり、進学の際の内申書等にも反映させることができるような制度
未来育プロジェクトが行ってきた、ビーチクリーンを通した意識改革を一つの成功モデルとして
今後も子どものこころの成長と大人のこころを成熟させる施策を行ってまいります。
