ビーチクリーン絵本「うみのようせい みーちゃん」の制作のはじまり
2017年より山本美穂子さんの愛の手によりスタートした松山での愛ビーチクリーン活動。ゴミだらけの海から、笑顔が戻る海へ。人々の原風景となる美しい海を未来に残そう!という想いが繋がり地元の人たち、遠方から訪れた人たちの愛の輪が広がりました。
見渡せばゴミしか目につかない海辺が気付けば、ゴミを探すほうが大変になり赤ちゃんが浜辺で遊ぶ様子や若い人たちが愛を育む風景、家族の笑顔が見られるようになりました。
そんな山本美穂子さんの活動の実話を元に、太古の昔から伊予の海に住んでいる「みーちゃん」(美穂子氏の愛称)という物語の主人公と
美しい海を取り戻すべく、クリーン活動に参加してきた方々の実体験を元ににしたストーリーの絵本が「うみのようせい みーちゃん」です。
(主人公のみーちゃん原画案)
因島のギャラリーでみーちゃんの絵本原画が展示されることになりました♪
<絵を描かれた浦野香絵さんよりメッセージ>
この夏『うみのようせい みーちゃん』の原画から2点を、 因島で開催される〈瀬戸内界隈展〉に展示していただけることになりました。
みーちゃんが住む瀬戸内海は、もともと
海なし県の信州に住んでいる私たち家族にとってめっちゃご縁の深い海です。
まず 8年前、夫が北条のヒーリングセンターの木のキッチンを造らせていただきました。 ちょうど翌年、夫の学校の先輩である岡野陽一さんが〈瀬戸内界隈展〉をスタートさせまして、家族で遊びに来ないかとお誘いを受けました。
〈瀬戸内界隈展〉は、瀬戸内海ゆかりのアーティストが集まって、絵画作品や立体作品を展示するだけでなく、在廊のアーティストさんたちによるワークショップやお料理、音楽の演奏などもあって、とっても刺激的なアートの夏祭りです。
私たち家族は、それじゃあ、キッチンのメンテナンスと〈瀬戸内界隈展〉の見学を兼ねて、信州から愛媛→因島へ旅行をしよう!と計画をしました。初めての瀬戸内海ツアーでした。 家族でセンターに泊めていただいて、 あのビーチクリーンで綺麗になった砂浜で(当時はそうとも知らず)サップをお借りして、心ゆくまで遊ばせてもらったのです。
4年後、みーちゃんの絵本を描くことになった時、 7年前に家族で遊んだあの時の海と空を、そのまま描きました。 同じ旅で、小5の息子と夫はしまなみ海道を100km自転車で走破しました。幼い息子がひとまわり大きく頼もしく成長した旅でもありました。 その後、夫は毎年〈瀬戸内界隈展〉に参加していて、 子どもたちもそれぞれ、思春期で心の中がややこしい時、まるで故郷に帰るように、自分から『行きたい』と言って因島に行っていました。 私自身は6年前に一度行ったきりだったのですが、いつしか、みーちゃんの原画を、また瀬戸内の地に“連れて行きたい”という気持ちがふくらみました。
そして今年、思い切って岡野さんに相談したところ、快く受け入れていただきました。 2点だけのささやかな参加ですが、私にとっては大きな喜びです。 そして今回、6年ぶりに私自身も因島を訪れる予定です。 〈瀬戸内界隈展〉の作品たちから、たくさんの刺激とエネルギーをいただき、また新たな創作につなげていけたらと思っています。
「瀬戸内海界隈展」のご案内
開催期間:2025年8月3日(日)~8月10日(日)
開催時間:10:00~17:00
入場無料(一部イベントを除く)
愛媛県ビーチクリーンの絵本・活動のことがラジオや新聞でも取材されました
♦絵本の入手方法♦
※絵本を置いてくださる学校・図書館・児童館などには無償配布をさせて頂きます。
※個人希望には500円(送料込み)で販売しております。
絵本希望フォームよりお申込みください。
限定製作のため、在庫切れの際はご容赦ください。
※発送には送料がかかります